私の場合、自転車は好きだけれど本格的なスポーツバイクをやる気はなく、気晴らしのライト趣味的な運動用途とあと日常使いでの買い物用途も多いことから「前カゴが必須条件」なので最初からフロントバスケット標準装備のルックロス(クロスバイク風フォルムの低価格自転車)がベストチョイスであった。車種型番は「KN276CR」
ホームセンター・コーナン(SOUTHERNPORT)のPB商品である。「クロスバイク 27インチ」という商品名で、シマノ製外装6段ギア(この手のものでは定番のレヴォシフト)、大型フロントバスケット(内寸で 幅 約43cm x 奥行き 約25cm x 高さ 約18cm)、LEDブロックダイナモランプ、リングロック(鍵)、前輪・後輪のフェンダー、チェーンガード、キックスタンドなどひと通り標準装備されており、ホームセンターモデルらしくというかママチャリライクと言うかとりあえず買ってそのままで不自由がない。フォルムはスポーツ車風だがパーツの風合いはもちろんママチャリ品質であるし、自転車自重は約18㎏あるが別に速度性能などは求めていないし気合い入れれば時速35~40km/hくらいは出せる。何より最優先した要素は前カゴ。この KN276CR は標準装備しているフロントバスケットの大容量で形状もよく惚れ惚れする。
これがコーナンクロイスバイク KN276CR。こちらは 2009年に購入したモデルで私のクロスバイクとしては初代のもの。まだ追加の灯器類以外はあれこれ取り付けてない比較的プレーンな状態。チェーンガードは設計が甘くギアの正常調整範囲内ではチェーンに時々触れて カチャン、カチャンと異音を出すため撤去した。
フロントバスケットを正面から。
とにかくこの大きくて形もいい前カゴが最初から標準装備というのがこの製品の素晴らしいところ。このカゴ自体は別途バラ売りもされているものの、前カゴの組み込みはDIYするとかなり手間がかかりますからね。
色は「ブラックカラーモデル」ですがハンドルバーとシートポストとフェンダーはシルバー又は未塗装。(※ 7年後に買い替えた二代目はほぼ全面的に黒く塗装されていた)
価格はセールで変動するがこういう物なので概ね2万円を超えない価格帯である。ちなみに 2009年に初代を購入、約6年間ほど現役で酷使し 2015年に初代は役目を終えその後 2016年に「二代目」を購入した。二代目も同一商品名、同一型番 (KN276CR) だが年月を経てハンドルバーやフレームの形状、塗装箇所などはマイナーチェンジしていました。
この2009年モデルのコーナンクロスバイク、約6年ほど走り込んでお役御免となりその後、マウンテンバイクを入れ替えに購入したが、これは僅か二ヵ月ほどで盗難に遭い失ってしまった。
なにしろ買い物のための移動・駐輪が多いので一々盗難に神経を使うような自転車はやはり困る。そしてやはり前カゴなし自転車は買い物用途にはあまりに不便だとも実感していた。買い物や所用で物資を運搬するのに一々リュックを背負っていく煩わしさにはイマイチ馴染めず、盗難されたマウンテンバイクでも結局フロントバスケットを取り付けようかと悩んでいた矢先だったのだ。
・・・そんなわけでその翌週にはまた「コーナンクロスバイク」二代目を迎えることとなったのである。嗚呼、でっかいフロントバスケットはやはりいい。 これぞマイベスト!

コーナンクロスバイク、こちらは 2016年初頭に購入した現在の二代目カスタム。初期状態で初代と大きく違ったのがハンドルバーの形状と高さ(初代ほど低く下げられない。写真の状態で最も低い状態)と塗装。チェーンガードは今回問題ないので外さずそのまま利用。フロントバスケットは初代と同じ形状・サイズ(幅 約43cm x 奥行き 約25cm x 高さ 約18cm)でやはりとても便利。その他 ちょいちょいパーツや装備を交換・追加して利便性と自己満足度を高めています。
こちらは 2018年 11月頃に当時 店頭陳列されていたモデルを撮影したもの
大きなフロントバスケットはそのままに、デザイン面(ロゴステッカーやハンドルバー形状)のマイナーチェンジが見られ、また前照灯がオートライト(ハブダイナモ仕様)化していたりの変化が見られる。価格も少し上がっていました。まだ私の 2016年モデルの二代目は現役ですが、いずれ買い換える時が来たらまたやはり KN276CR を買い求めることでしょう。
※ 2020年5月5日 追記
本ブログのアクセスログを久しぶりに調べると「KN276CR」の情報を求める方が案外多いのか、こちらのページの参照量が意外と多かったため 修正と加筆を行いました。
・・・特に、フロントバスケットの内寸をあらためてしっかり測ってみたところ、幅は内寸で実質 約43~44cmくらいであり、以前はかなり大雑把に「幅 約50cm」などと記述してしまっていた点をお詫び致します。また、マウンテンバイク盗難体験談の詳細は余計だと判断し本稿から削除しました。