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ダッシュアッパー

前カゴ付ルックロスで走る人が自身の所持品、購入品をレビュー記録していくブログ。自転車関係、LEDフラッシュライトなどが中心。アクションカメラ関係はWiMiUS製品限定でした・・・

マクサー電機 MLEA-D50 について

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マクサー電機 MLEA-D50 について

懐かしのフラッシュライト、マクサー電機 MLEA-D50 
基本カタログ仕様は・・・
CREE製 白色LED 5W / 105ルーメン / 単2乾電池×3本 (アルカリ使用による連続点灯15時間) / 生活防水 IPX4 / LED寿命 10万時間 / サイズ W41×H225×D41 / 定価5250円 (当時の実売価格3~4千円台)

2010年以前に購入しただいぶ古い製品である。
最近、眠っていたコレクションから掘り起こして懐かしみながらいじっているのだが、結構いいものだったよなぁと思いつつインターネット上を見てみるとこの製品のレビュー記事が皆無だったことから書き記しておくことに。



外観はご覧のように GENTOS SuperFireシリーズの 5Wグレードのもののそっくりさんと言ったところで実性能もその競合品といった構え。正価3~4千円台くらいのものだろうか。当時、この少し長めなタイプのガッチリしたライトを一つ欲しいなと所望し、SuperFire 5W級のものやマグライトなどと比較した中からこれを選んだ。選定理由としては「しっかり100ルーメン級の公称仕様な上で他の候補のものより安かった(当時三千円しないくらいで購入)」「電池仕様が簡易(他のはCR123Aだったり単1型だったりしたがこの製品は単2)」「みんな持ってるメジャーな製品より面白みを感じる」などといったところ

実際に使ってみると、しっかり100ルーメンは超えていると感じられる光量(公称 105ルーメンだが電池が元気なら150ルーメン程度は出ている印象)とリフレクタによる綺麗な配光(強い中心光と広い周辺光、ともに綺麗な円)、光色はやや暖色(黄橙色)寄りの白色、1モード(ハイモードのみ)のシンプルな操作性と少し硬め・強めだがしっかりしたクリック感のスィッチと満足できる実性能であった。

で、外観は見た目通りなのだが、気になったのは本体にはなんの刻印・プリンティングもなかったこと。本体腹部にブラント刻印を入れるべきモールドのスペースはあるのだがのっぺらぼうで何も印字されていなかった。仕方なく、自前で判別用のシールを印刷して貼った次第である。ここはしっかりアピールして欲しいですね・・・


光源は公称では「CREE製 5W 白色LED」とのことなのだが、ベゼルを外してよくよく見たところ、形状的には CREE製ではなくLUXEONぽい気がする・・・ LUXEON-V(5) じゃないのかなこれ?  XR-Eより前の世代のCREE光源は詳しくないので断定できかねますが・・・


なおここから先の分解は困難なようで(ガチガチに固められている)、裏面のコンバーター部を見たり、エミッタ基盤の交換を行うというようなことは私には無理でした。

電池仕様は公称で 3C(単2乾電池x3本)なので、適当なスペーサーをこさえれば単3乾電池(3本)でも使えるし、18650 ~ 21700(1本)なんかでの使用も可能である。

で、テール電流を計測してみたところ、電池にもよるが電源電圧4V前後でおおよそ 300~400mAほどの出力。 あれれ? これ、5Wどころか、1~1.5Wクラスではないか? どおりで長時間点灯させていても発熱が緩いわけだ。だがしっかり公称通りの光量が出ているのなら電力消費が少ないのは言うまでもなく好都合ポイント。ただそうなると光源の性能が当時のものとしては謎なんですが・・・ 

今となっては100ルーメンそこそこの性能って百均ライトに尻を叩かれるレベルなのではありますが(まぁこれは百均LEDライトの進化が凄い)当時としてはなかなかの隠れた地味な良品だったと思います。





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