3C (単2電池x3本仕様)のLEDライト、手持ちから続いては オーム電機 「Spark Guardian」シリーズ LHA-Y231SH-K の紹介です。2016~2017年頃の製品だったと思いますが、この頃になると国内ブランドの家電モノでも公称 300ルーメン以上のLEDライトがだいぶ賑やかに出回るようになっていました。
そんな中、オーム電機リリースの謎の耐衝撃特化シリーズ「Spark Guardian」から3C電源仕様の長物として公称500lmのスペックて登場したこちら。9mの高度(ビル3階相当)から落としても大丈夫なタフネスライトとのこと。
普通のフラッシュライトと違うのはヘッド部とテールキャップ部にごついゴムカバーを装備している点で、これが売りの耐衝撃性の要となっています。ただマニアだとふと思うのが放熱を考慮した場合、ヘッドをゴムで覆ってしまうのは如何なものか? という疑問。
・・・これは(説明書などには特に書かれてはいませんが)不要ならゴムカバーは外せます(強引に剥ぎ取れます。破損はしません)また、光源はレンズ越しに見た感じ XM-L2 っぽいですが、500lmということは全力の半分程度の出力に留めていることになるので発熱もさほど心配するレベルではなさそうです。
ゴムカバーを外した状態。別人のようにスリムになりました。

レンズから見える光源は 形状・サイズ的におそらく XM-L2 のような・・・
本体ボディ テール側に刻印(プリンティング)があり、シリーズ名、機種名、電池仕様、防水仕様が表示されている。(LR14x3 → 単2電池x3本の意味、IPX4 → 本体全面が防滴程度の防水性)
明るさは公称 500ルーメン、これはパッケージ表記にも説明書にも「実測」であることが添えられています(オーム電機製品はある世代以降 この実測値を表示するようになりました。この姿勢は素晴らしい)。そして目視の印象でも確かに500ルーメン級の光量が出ているように感じられました。操作はテールスイッチのクリックで(これはこの大きさのライトだとやや扱いづらいかも。またスイッチも奥まっていてやや押しにくい。)、モードはハイモード(500lm) → ローモード(100lmくらい?) → 消灯の固定ローテーションです。
照射はスムースリフレクタによる遠射スタイル固定、やや大きめの強い中心光と広い周辺光がともに整った円を描きます。ただ中心光の周辺に変色気味の段々ダークリングが少しできてしまいますが。
・・・私の購入したものは残念ながら光色がよくなくて、黄色系の暖色に強く寄っていました。これは個体差、ロット差があるかも知れません。偏りのない昼白色なら個人的に満足でしたが・・・ ともあれ、私のところではこのライトは「500ルーメン」の比較指標として利用することが多いです。
