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前カゴ付ルックロスで走る人が自身の所持品、購入品をレビュー記録していくブログ。自転車関係、LEDフラッシュライトなどが中心。アクションカメラ関係はWiMiUS製品限定でした・・・

WiMiUS L3 について [20] ファームウェア

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WiMiUS L3 について [20] ファームウェア

■ ファームウェアに関する窓口からの回答

まぁ・・・ L3がどういうカメラか、どういう用途でどう使うと良いか悪いかはわかっているので、もうあとはファームウェアがこないな~ と連呼するだけの更新となりつつありますが、前回までの小ネタで挙げた「AmazonにてL3専用の別売りバッテリーがL2のオプション扱いになっている」件についてかなり日が経ってもなかなか修正されないことから WiMiUS.jp さんの窓口へいちおうお知らせしてみたんですが、そのついでにズバリ、 ファームウェアの更新予定があるのかないのかという質問も添えてみました。

即日ご返信いただきまして、「ファームウェアの更新は検討中であり、その納期についてはまだ明確な回答はできない」という旨のご回答でした。 更新される可能性を残す文言ではありましたが、製品のリリースから既にまる一年経過することを考えると(L3の先行発売は 2017年6月頃)この時点ではっきりした予定が立っていないというのは可能性希薄と受け取ってしまうのが正直なところです。(この所見は裏切られてほしいですが・・・)

・・・なお、別売りバッテリーの件については担当者の方も問題認識しているとのことですが、Amazonの仕様により販売ページ変更の反映が遅いのだそうです。(反映するまで何日もかかるって遅すぎやしないかと思いますけど・・・)




■ ファームウェアが更新されれば何が変わる?

残念ながら更新への期待感が失われつつあるL3のファームウェアですが、あらためてファームウェアが更新された場合に何がどうなるのかまとめてみました。
L3の場合、画質の向上、音声仕様の改善、設定欄の不具合解消などが見込めます。
(※ 以下、個人の希望的観測です)

過去に何度か記述していますが L3は全般的に映像の消費ビットレート設定が低いため、ビットレート設定に手が入れば画質のさらなる向上と安定化が期待できるのです。煩雑なディティールの情景(たとえば林道、並木道など)を移動撮影すると画質破綻(映像の細部を再現しきれずブロックノイズが増加する)が起きやすいのがわかると思いますがビットレートを上げるほどにそういった画質の劣化が抑制されていきます。(ただし、もしかしたらデジタル補正処理群の仕様とハードウェア能力とに深く関連している可能性もあるのでビットレートはいじれない部分かも知れません) 


再録ですがL3のビットレート表です。どのモードも可能であれば +50%くらい盛った高画質モードを実装してくれるとかなりいい感じになるんじゃないかなと思います。

・・・そして音声についてはまずモノラル録音からステレオ録音への仕様変更が可能だと思います(L3は物理的にマイクを2基実装しているがモノラル録音仕様でのリリースとなったまま)。そして不評な音質についてもおそらく現行のノイズリダクション処理を解除もしくは修正することで音質改善が期待できます。 L3撮影ビデオの音声にて、風切り音がずいぶんと小さく抑えられていたり、かと思えばすれ違う人の話し声だけが妙にクリーンにスッと入ってきているなと思ったことなどないでしょうか? こういったあたりがノイズリダクション処理の意図した効果だと思うのですが、この効果が有効に発現するのは音域や集音状況によるようです。また一方でその処理の副作用なのか全般的な音質低下や他の音域におかしな歪みを与えているように感じます。このあたりは物理的なマイクの質がどうこうとは別にソフトウェアでの改善が可能な部分ではないかと思うのですが・・・


音声仕様に関して誇らしげな謳い文句ですが・・・ なぜこんなことに・・・
(本物の活きたサウンド!ふたつのマイクで音を捕らえる!あなたの望む背景ノイズ処理!)

設定欄の問題についてこれまでに把握できている点としてまず
「WDRの設定がオンとオフが逆になっている」こと。・・・この件はこれまでさんざん取り上げてきたのでもうしつこいよってレベルですね。

そして他には「ホワイトバランスの各モードの調整を改善」、「明滅の頻度(電力周波数)設定の常時反映(現在の仕様だと起動時に設定が反映していない)」、「魚眼補正の実効化(現状、効果が反映しているようには認められない)」などが挙げられるでしょう。ファイルが25分(または4GB)で区切られる仕様(処理としては正しいのですが)も人によっては不評なようですので64GBのカードを使用してる場合に限り解除できるようにするなんてのもよいでしよう。

L3最大の難点とされるバッテリー稼働時間の問題はソフトウェアからのアプローチでどの程度改善できるかはちょっと推測できません。デジタル補正処理全般について 切っても入れても電池の消耗時間にほとんど影響がなかった実験結果があるのでこればかりはハードウェア由来のどうにもならない仕様なのかなぁと感じます。
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