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ダッシュアッパー

前カゴ付ルックロスで走る人が自身の所持品、購入品をレビュー記録していくブログ。自転車関係、LEDフラッシュライトなどが中心。アクションカメラ関係はWiMiUS製品限定でした・・・

WiMiUS L3 について [17] 追記・補足

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WiMiUS L3 について [17] 追記・補足

「まとめ」から久しぶりの更新となります。
大した内容ではありませんが少し追記していきます。


今はこんな感じでステム前面に取り付けて使っています

■ 魚眼補正について


魚眼補正について、効果があるのか、ないのか、明確にわからないという所見のままでの「まとめ」となりましたが、その後あれこれと見聞していったところによるとビデオ撮影における歪曲補正には仕組み上 視野角に制限が入るのが道理であり、魚眼補正のオンとオフで視野角に変化のないL3はやはり魚眼補正は処理実行されていないと推察すべきなのかなと思いました。

なお、静止画撮影においても魚眼補正設定による視野角に変化がないのは同じであり、こちらはサンプル比較撮影にて効果が見られないことはハッキリと確認できています。


■ MicroSDカード / 64GBフォーマットについて

64GBのカードを使用する場合は事前に本製品でのフォーマットを必ず行って下さい、とマニュアルに記述されているのですが、64GBのMicroSDXCカード 市販のもの(exFATフォーマット済で出荷されている一般的なもの)を箱出し状態でそのまま挿入してみたところ普通にすんなり使えました。録画可能残り予測時間の表示も正常で実際にそのまま録画可能です。 また、その64GBカードにあらためてL3本体でのフォーマットを行っても特に独自のフォーマットがかけられるわけでなくexFATのままでした。(フォーマット時間もほんの数秒でした) さらについでに、NTFSフォーマットした64GBカードを挿入してみたところこれは認識不可らしく「カードを入れて下さい」とエラーメッセージを表示してそれ以上の操作は進行不可能でした。

・・・exFATにはライセンスの問題がうんたらと小耳に挟んだような気がしましたが本機は普通にexFATに対応しているようです。(本機のフォーマットは単にファイル消去とフォルダの初期化を行っているだけなのかも知れない)


■ MicroSDカード / 速度性能について

いちおう決まり文句で、マニュアルにはブランド品の高性能なSDカードを使用するように記述はあるのですが、遊びの実験で Class 4 性能のカード(シーケンシャルライト実測 4~5MB/秒 程度)を試用してみたところ、まぁ見込み通りというか、4K撮影も普通に問題なく撮れてました。本機最大のビットレートである 4Kモードも 24Mbpsほどなので直線書き込み性能が3MB/秒 以上の性能を安定的に発揮できるものであれば問題なく使用できるわけです。通常のビデオ撮影用途であればランダム書き込み性能は特に要しませんし、カメラ側でカードの性能判定なども行ってはいないようです。

・・・これは 低性能のカードを使った方がよいと推奨するわけではありませんが、L3を使用するにあたって性能を気にしたカードをわざわざ用意する必要性はあまりないですよ、という話です。
(ただ性能とは別にメモリの品質は大事です。また、本機は高解像写真の連写や、ビデオ撮影しつつ静止画も一定間隔で同時撮影していくといったモードもある為、これらの機能を活用される場合は話が変わります。まぁ、今時はクラス10未満のカードの方が珍しいですけどね・・・ )


■ 同型機種

多くのSJ4000クローン機種が存在するように、この WiMiUS L3 にもそっくり同じような外観デザインと構成モジュールの同型・別ブランド製品がいくつか存在するようです。基本的に作りと仕様はほぼ同じように思えます。発売は L3も含めいずれも 2017年の夏季であり、どれがオリジナルということでもなく新型OEMモデル(YI 4Kあたりの模倣を目指した?)の一つのテンプレートだったということなのでしょう。

OnReal Action Camera 4K 16MP Wifi Sport Camera

BOBLOV 12MP 4K HD 1080P Digital 2.45" WIFI Sports Action Camera



「OnReal」「BOBLOV (R)」 どちらも日本ではあまり馴染みのない発売元ブランド。ブランドは異なるがどちらも機種名は「B1」らしい。ブランド刻印以外は全く同じ作りでふたつのマイク穴、三脚ネジ穴の位置や底面ラベルシールの形状までそっくり同じ。内部ハードウェアも同一構成のようなのでソフトウェアはどうなのか、L3と同様の長所と短所だったりするのかなどちょっと興味ありますね。電池の稼働時間について 70分とか 90分とか記載してたりしますが 発売元の商品知識レベルや検証が不明ですし、720Pならば 70分はいちおう可能なのでなんとも言えないところ・・・。


ISO自動調整機能について

本機のISO設定に「自動」があり、このモードは ISO 100 ~ 200間で微調整されているようだと「まとめ」の中で述べましたが、その数値範囲をどうやって知り得たのかという質問を頂きましたのでこちらでお答えします。ビデオファイル自体には ISO値は記録されませんが、静止画撮影で同じく ISO自動設定にて撮影すると写真のExifデータに ISO値が記録されます。これを見ていくと 101であったり、172であったり、199であったりと 100 ~ 200間で微調整されているのがわかります。(多数のサンプルを参照しましたが 100,200という数値は見られなかったので正確には 101~199間と思われる)ビデオ撮影においてもこれはおそらく同じアルゴリズムが使われているであろうと推測したわけです。

本ブログでの「まとめ」から少し時間が経ちましたが、公式サイトの当該製品ページをチェックしてもまだ L3新ファームウェアに関してリリースはないようですね。また何かわかりましたら随時更新していきます。

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