・ジャイロ補正に解像度の制限は?
「RSC」こと六軸ジャイロ補正機能の適用については解像度モードによる制限はなく、VGA ~ 2K、4K の撮影モードいずれでも有効です。全ての解像度モードにてサンプル撮影を行いましたが、低解像側でも、4Kモードでもその効果は視認できました。ただ 4Kモードになると状況やタイミングによっては補正処理が甘くなるのが度々見受けられます。撮影モードの解像度や処理負荷が高くなるにつれてジャイロ補正の効力、信頼性は段々と低下するのかもしれません。ただ、特定の解像度モード以外はブレ補正機能使用不可の機種なんかもあるので制限を設けていないというのはグッドでしょう。
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4Kモードの自転車ライド撮影サンプル(RSC-on)
(初回サンプル撮影と同日のものなので曇天下、暗めの映像ですが・・・)
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こちらは 1920 x 1080 / 60fpsの撮影サンプル(RSC-on)
FHD 60fpsでもジャイロ補正はよく効いています
・クイック録画の設定方法
本機は稼働中のバッテリー消耗が特に気になります。なので、バッテリー稼働の場合は本体電源は極力オフにしておき、ワンタッチで起動 → 即、自動で撮影開始という「クイック録画」を必要に応じて活用すると便利です。
設定方法は簡単で、まず予め解像度モード、画質面などの設定を一通りお好みの状態に済ませておき、あとは歯車マークの設定タブにある「自動的に録画」(英語設定だと " Power On Record ")を「オン」にしておくだけです。これで次回以降はワンタッチ、本体起動すると自動的に録画が開始されます。この場合の録画停止は「ボタン短押し」で録画停止してそのまま平常動作に移行、「ボタン長押し」だと録画停止しそのままシャットダウンします。
・カタカタ揺れる雑音の正体
自転車でのライディング撮影時、ジャイロ補正の効果は素晴らしいのになんか揺れるたびにカタカタうるさい雑音がどこからか入るな・・・? と思い調べてみると、カメラ本体にカタカタの原因が。電池蓋のフックつまみでした。これが浮いているためカメラが揺れるとカタカタ言うのです。やむなく、適当にテープを貼って押さえておくことに。(電池交換を頻繁に行う必要がある場合、つまみの機能は維持するようそこは適宜工夫してください。またこの事象は個体差によるかもしれません)