そしてやってきました「WiMiUS L3」
外観、基本仕様、付属品については販売ページなどで提示されている通りなので省略。
とりあえずは、既存のネットレビューで明らかにされていない要素や、個人的に気になっている部分などから確認してみた・・・
・電池交換の際、内蔵時計は初期化されない
既存の多くの低価格品では泣き所だったこの要素、まぁ当然の改善ではある。この仕様の製品は電池交換に躊躇しなくていい。(但し電池を抜いている間の時計は進行停止していると思われるので電池交換はなるべく手早くで。)
・本体内蔵デュアルマイクの位置
本機はデュアルマイク(2箇所のマイク)を内蔵している!
さて、その本体マイクの位置はどこだろう?
マイク位置は写真の赤丸の位置のようだ。
左右対称位置ではないが、ある程度ちゃんと左右に振り分けた配置となっている。
なおオーディオフォーマットは AAC 32KHz 96Kbps
従来品よりいい感じに向上させている(WiMiUS Q1 の場合、AAC 8KHz 16Kbps)
ただ、撮影したビデオをメディア分析ソフトで見ると 何故かオーディオはモノラル収録であるとの判定。デュアルマイクを仕込んでモノラル録音なんて仕様はありえないと思うのでよくよく調べてみることにしよう・・・
・ネイキッドフレームについて
付属品のネイキッドフレームの利用については、フレームにカメラ本体を挟み込み収容してからフレームを別途マウンタなどと接続しその接続間のボルトを締め込むことで固定が完成する。・・・つまり、フレームをマウンタ、ホルダーなどに予め装着した状態で裸のカメラ本体だけを着脱するという使い方は不可能な仕組みだった。 (付属のネイキッドフレームに装着したカメラは一々フレームをマウンタからスクリューボルトを外して取り出さねばならない)
・・・個人的にはかなり残念な部分である。これまでの軽快な使い方ができないし、単に電池交換するだけでも煩わしさを感じる仕様であろう。
・本体底部の三脚用ネジ穴は 1/4インチ仕様
ノギスでネジ穴の直径を測ってみた。6mm、つまり 1/4インチのまぁ一般的な規格のものだ。・・・付属のネイキッドフレームが使いにくいものと判明したため、個人的にはこの三脚穴が活路になりそうだ・・・
・動作音(Beep)
カメラの電子動作音(Beep音)については設定でオフにすることで全て停止させることができる。オフに設定しても起動音、終了音、シャッター音などは消せないというような機種もあるが本機は電子動作音について完全無音化できるようだ。
・手ブレ補正の設定項目は「RSC」
自慢の六軸ジャイロ機能の設定を見ようと思ったが、設定項目を一通り辿ってもそれらしい項目が見当たらない。あれれ?「ジャイロスコープ」「イメージスタビライザー」「アンチシエイク」それっぽいワードを念頭に言語を日本語・英語で切り替えて探すがやはり見当たらない。う~ん? 設定無用で強制デフォルトなのだろうか・・・?!
洗い出していくとジャイロ設定が見当たらないかわりにどうも意味のわからなかった「RSC」という設定項目、これがどうもそのジャイロ補正機能の設定項目らしい。
RSCって何の略なんだろうか・・・?
RSC(ジャイロ)を有効にするとカメラの視点を移動するとディスプレイのモニタ映像がふんわりやわらかく追従するような動きを見せる。はてさて、自転車車載用途ではいかほどの実力か!?
・付属バッテリー
容量/公称 3.7V 1000mAh
形状・サイズが独自規格。おなじみの従来普及品(SJ4000互換品)に比べて横と縦の寸法が少し大きく、厚みは若干薄い。つまり外観の体積は少しアップしているのだが、公称容量は旧来のものと同レベル。形状の互換を捨ててまで変更したメリットを感じられないバッテリーサイズ仕様である。だがまぁ、2個付属しているのでとりあえずこの点で困りはしないか・・・ 3個も4個も要るような用途はそうそうないだろうし。
※ SJ4000互換の従来普及品充電池サイズ (mm) → 33 x 29 x 11 = 10.527 cm3
※ WiMiUS L3 付属充電池サイズ (mm) → 36.5 x 31 x 10 = 11.315 cm3
・水中モード(アクアモード)?
この機能はなんだろうと思っていたが、水中撮影時の色調を調整する機能らしい
箱出し時に 液晶タッチパネルに貼られていた保護フィルム。
これは4KウルトラHD対応カメラだよ、カメラ本体の表面は発熱するけどそれは正常な現象だよ、液晶を尖ったもので突つかないでね、防水・防塵仕様じゃないから雨やホコリに直接さらさないでね、みたいな注意書きがある。
1. 初めまして
質問なのですが、この製品は電池蓋が開けにくいですよね。開け方のコツってありますか?
四苦八苦して、しまいには工具を使わないと開かないくらい硬いのです。
開け方はどう見ても一つしかないとは思いますが…(苦笑)
今、交換手続きをしており、代替品と比べてはみますがまた不具合では困るのでご教授願いたいと思います。
よろしくお願いします。
ご来訪ありがとうございます
はじめまして。ご来訪ありがとうございます
Amazon.co.jpのL3販売ページの方でも同じ質問がありましたので回答してきたのですが同じ方でしたかね?(笑)
なるべく詳細に説明してみますと、「電池蓋上にある三角の矢印マーク的なモールドのあるツマミ?ボタン?部を1~2mm程度押し込みつつ電池蓋全体をスライド」で開けられる筈で、これで問題を感じるなら不良であろうなと思います。
電池蓋を開いた際に裏側が露出しますので状態によってはちょちょっと手を加えて自己修繕が可能かも知れません。
既に交換手続きが進んでいるようですので問題のない健常品がくるとよいですね。
当方の手持ちは約9ヵ月ほど酷使していますが故障・不調もなく、健常なコンディションのものであれば品質や耐久性には不安のない製品だと感じています。