前カゴ付ルックロスで走る人が自身の所持品、購入品をレビュー記録していくブログ。自転車関係、LEDフラッシュライトなどが中心。アクションカメラ関係はWiMiUS製品限定でした・・・
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■ 夜間撮影サンプル
「そんな言うほど夜間なんてアクションカメラでわざわざ撮ろうと思わないよね」とは思うのですが、いちおう夜間撮影のサンプルも撮ってみました。このカメラが「暗さに弱い」ことは露呈しているので特にこの用途に期待はないと思いますが・・・
夜間撮影ということで とりあえず 30fpsモード、WDR設定オフで(過去の記事をご覧いただければわかりますが本機はWDRオフにした方が暗所撮影は良い)。そのうえで EV、ISOの設定も色々と試してみましたが結局、日中の撮影と同様に基本値に近い設定である方が安定的であると感じました。EVや ISOを上げても暗い部分が良い感じに明るく改善するということもなく、その一方で街灯や電飾看板のような光源部だけが強く白飛びしていくだけという傾向が強かったので。
(00:00~) EV+0 ISO-Auto WDR-off RSC-onです。
(01:26~) EV設定のみ変更、EV+1.0 に上げています。
※ 自転車の前照灯は実力で300ルーメンくらいのものです。
暗さに弱いことは事前にわかりきっているので写りに関しては「まぁこんなもんだろうな」という感じですが、不可解なのはRSC(六軸ジャイロ補正)の効果が極端に落ちていることでしょうか。視界の暗部が多いシーンはともかく、明るい店舗の前などある程度十分な光量が視界にあるにも関わらずRSCが効かなくなっているところがちょっと意味わからないですね・・・ 六軸ジャイロの振れ補正機能とは角度や加速度のセンサーなど物理的な感触情報を元に画像の位置を修正していると思うので単に「夜だからダメ~」というのは素人には理解し難い現象に思えます。 思いの外、RSC機能には視界の照度や撮像内容の把握が大事ってことなんですかね。
どうしても夜間撮影したい場合、どうせRSCが効かないのならオフにした方がいいかも知れません。(画角が広くなるし、処理負荷が軽減される筈なので何かしらRSCと引き換えの改善点が他に出るかも知れない・・・?)
■ 画角比べⅡ
以前、RSCのオンとオフで画角(視野角)にどのくらい差異があるか比較しましたが、今回もうちょっと踏み込んで 「RSC」のオン/オフに加えて「視野角設定」三段階を加えた全パターンからの最大 ~ 最小の比較をしてみました。
一番上の画像が本機の最大視野角である「RSCオフ、視野角設定ワイド」
二番目が RSC無効のまま視野角設定を最小にした「RSCオフ、視野角設定ナロー」
三番目は RSC有効では最大視野角となる「RSCオン、視野角設定ワイド」
一番下が 本機最小の視野角となる「RSCオン、視野角設定ナロー」
完全固定視点ビデオ撮影からのスクリーンショット抜き出しです。
RSCオン/オフ、視野角設定 ワイド/ミドル/ナロー で合計6パターンの視野角があり全てサンプルは撮りましたが、中間のミドル設定は並べる意味があまりないと思ったので省略、要点4パターンでの比較写真を。上から順を追って視野角が段々と狭くなっていきます。
以前、視野角設定に関するトピックで最大のワイドと最小のナロー設定間に画質(解像感)の差があまり感じられないと言いましたが、さすがにこうしてRSC設定も絡めた上での最大と最小で比較すると明らかな解像感、精細感の差は結構はっきり視認できます。
ただ視野角を狭く設定しても特に恩恵はなさそうなので(画質が粗くなる、魚眼レンズによる歪曲が改善できるわけでもない)結局、特別な理由がない限りは視野角設定はワイド一択ですかね。
■ アクアモード
本機には水中ビデオ撮影用の「アクアモード」なるものがあります。
・・・マリンスポーツには疎遠なので水中で試す機会はまずないですが、とりあえず普通に撮ってみると通常とどういう違いがあるのかだけ試してみました。(ともにフルHDビデオ撮影からのスクリーンショット抜き出し)
上の画像は通常の撮影(ホワイトバランス設定は自動で実際の情景の色味に近い)で、下の画像がアクアモードによる撮影です。単にこんな感じで一定の赤っぽい色調補正をかぶせる処理なのか、ある程度インテリジェントに視界状況に応じて補正内容を変化させるものなのかはわかりません。・・・しかし、これでほんとに水中が綺麗に撮れるのですかね?? 紫色っぽくなったりしないのかな・・・
1. 夜間撮影の手ぶれ補正
とてもいいカメラですね!まだメインは自転車用ドラレコでの使用ですが、そのうち旅行にもつれていきたいと思ってます。
夜間での手ぶれ補正ですが、手持ちのカメラで確認したところジャイロ機能自体は機能しているようです。
(カメラワークに合わせてヌルッと追いかけてくるので)
しかし、車載使用時のブレは吸収しきれていないですね。
こちらの原因、恐らくシャッタースピードが関係しているかと思います。
夜間撮影時は60p設定でも2フレームずつ同じ画が記録されていることから、
暗部のセンサーが弱い分シャッターを1/30に落として補っているのでしょう。
実数を計測したわけではありませんが、恐らく性能的に明るい日中では数千分の1でシャッターを切っていると思われますので
ぶれ補正の処理に使用されるサンプル数が少なくなり精度が低下、
加えて低シャッタースピードによりフレーム1枚1枚が残像のあるブレた画になり、結果としてあの画質になっているのかな?と思います。
この点だけは残念ですが、日中の補正能力は高級機に迫る性能ですね(ガタつきが無い分GoPro以上?)
これからも大切にしていきたいと思います。
お目汚し失礼しました!
今後もガジェット紹介記事楽しみにしております。
ご訪問とコメント ありがとうございます
お返事遅れましてすみません。
当ブログを参考にされてのご購入とのことで恐縮ですが お気に入られたようで何よりです。L3は兎にも角にも、EIS性能はおそらく2017年製の同類品では最高水準にあるのではないかと思うのでそこに重点を置いての選択であれば満足度は高いですね。
暗所におけるぶれ補正能力低下に関するご教示ありがとうございます。
なるほど、確かにそのようなプロセスと理由なのでしょう。納得です。
私はEISの処理工程をごく単純に推測していましたがやはりセンサーの特性と露出などの関係性からそのようになるのかも知れません。
WiMiUS製品としては新鋭のL3もリリースから月日が経ち、残念ながらファームウェアの更新はなさそうなムードになってきてしまいましたが(それゆえに書くことがありません・・・)このL3の長所を継承した低価格でより優秀となるであろう今年の新製品が楽しみではあります。
よろしければまたご来訪下さい。ありがとうございました。