● 今さらですが Wi-Fi接続設定方法
個人的に関心がなかったのでこれまでほとんど無視していた Wi-Fi 接続ですが、使いたくてもよくわからない、あるいは指定のアプリをちゃんとインストールしたのに全然つながらない!などという声が常にあるようなので接続手順をまとめておきます。

- WiMiUS CAM Pro - (画像はAndroid版)
(1) スマートフォンにアプリストアから [ WiMiUS CAM Pro ] をインストールしておく。
(2) WiMiUS L3 を起動。画面を上から下にスワイプし、通信メニューの4つのアイコンが現れたら一番左端の Wi-Fi アイコンをタップ(WiFi通信モードに切り替わりパスワードが画面に提示されます。)
(3) スマートフォン側で OS側の Wi-Fi 設定欄を開き、平常のWi-Fi 接続先に接続中であればそれを切断し、[ WIMIUS ] という接続先を探して切り替えます。パスワードはL3本体に表示されていますがデフォルトでは [ 123456789 ] です。 ※ 接続されると当然ですがその間は Wi-Fiによる通常のインターネット接続はできません。カメラ(L3)のみと接続された状態になります。
(4) Wi-Fi 接続を確認したらスマートフォン側で [ WiMiUS CAM Pro ] アプリを起動し、[ カメラに接続する ] をタップします。接続に成功するとアプリ画面はカメラの遠隔モニター画面に切り替わりカメラが操作可能な状態となります。
よく見かける「繋がらない!」という人はおそらく、(3) の手順を踏まず、L3本体とスマホアプリのみで繋げようとしている場合なんかであろうかと思われます。あと、こういった類のアプリはOS側のバージョンによって正常に動作しないというケースもよくあるようです。
※ 本製品は既にご承知の通り電力消耗の激しい機種ですので電池稼働時の Wi-Fi接続は推奨しません。どうしても必要な場合のみ利用するようにして下さい。
● 明るくない撮影場所では RSC をオフにしましょう。
屋内や、屋外でも夕暮れ・夜間などの視界の照度が低い(光量の不十分な)状況で撮影するとフレームレート設定に関わらず残像を引きずるようななんともキレの鈍い映像になる場合があります。露出時間が大きく上がり、実際の撮像フレームレートが落ちているような状態で 屋内だとある程度しっかりした照明下でもそうなります。
・・・L3で屋内撮影をしようと思うような機会はほぼない為、この難点はこれまであまり気に留めませんでしたが、ふと思いたちこの原因解明に乗り出してみたところ、原因は RSC(ジャイロ振れ補正)であることがわかりました。
最初は露出(EV)設定やISOあたりの設定を色々変えて試行していましたが下げても上げても改善はほとんど見られず、そこで他の映像設定をいじっていったところ RSCをオフにするとこの難点は突然すっきり消えました。明るく写るようになる、というわけではありませんが、過剰な残像感はぱったりと消えます。・・・L3を使う最大のメリットと言っていい振れ補正機能なのでなかなかオフにしようと思うことはないですがそれゆえに気づきにくい副作用でした。
● ファームウェア・・・
2018年も 12月に入り WiMiUS L3リリースからほぼ一年半が経過しようというところですがファームウェアの更新は未だありません。やはりもう時期的に期待薄でしょうかね・・・
(ファームウェアのチェック方法は
WiMiUS 公式サイト アクションカメラ製品一覧 から目的の製品のページを開き、[ Specs/Download ] のタブに切り替え一番下までスクロールするとダウンロードコンテンツが確認できます)
1. ご無沙汰です
Wi-Fi接続の件は知ってましたが、RSCの件は知りませんでした。どちらとも使う機会ないですよね…(苦笑)
ファームウェアの件は相変わらず進展がないようですね。新機種もまともに出ていないのに対応がいまいちですね。
(ライバル?のMUSONさんはファームウェアの提供があるようですね)
Re:ご無沙汰です
1年以上酷使しても変わらず元気な手元のL3君への愛着を込めて、つまらないネタでもなんとか細々と更新を続けております。ファームウェアはリリースから1年経過時点で正直もうあきらめムードでしたが、やはり出ないまま幕引きとなりそうですね。ソフトウェアから改善できそうな要素が多々ありそうな製品なのに残念です。