手持ちのフラッシュライト、今回は TrustFire Z5 の紹介です。こちらは 2012年頃の購入なので 2017年現在で 5年選手。自転車前照灯として使用頻度高いお気に入りモノのひとつです。
光源は CREE XM-L x 1灯、電源は 18650 x 2本仕様。いちおうダミー電池を一本介して 18650 x 1本での稼働も可能ですが基盤は定電流制御らしく(ハイモード時、電源電圧に関わらず常に 1Aを取り出す)、1本だと明るさが大きく落ちます。
反対側の刻印。
「1600LM」はさすがに誇大過ぎで XM-L 1灯の実性能を大幅に超えてしまっている。実力的にはここから 1000引いて、600ルーメン級あたりかと思う。(消費電力的にも 電源電圧 7~8V に対して 1A定電流なのでそのくらいかと思われる)
ムーンレンズでくっきりスポット照射。
・・・ムーンレンズ(球面レンズ)は好き嫌いが別れるらしいがわたしはこの方が好きですね。ヘッドを前後に可動させてズーム調整でき、基本的にスポットの形状は光源の素子の形を反映して四角形。ほどほどにズームを絞ったあたりがスポット内が最も均一な照度となり見映えがよい。そこからズームを広げるとスポットが大きくなり中心光が薄れ周辺光が明るくなるパターンに変貌していくが、最大に広げるとまたスポット内の照度がほぼ均一化され見易い配光となる。
自転車前照灯としては対抗者の迷惑にならない配慮も大事なのでムーンレンズによるスポット照射タイプはいい感じだと思います。 スムースリフやオレンジピールリフのものに較べて照射範囲は狭まりますが5~10m程度先の一定範囲の路面をむらなくくっきり照らせるので適任です。
あと、わたしの経験上ですが、このライトに使った粗悪品の(偽UltraFireモノなどの) 18650電池はコンディション悪化が顕著で短命になる確率が高い。ちゃんとした国産メーカー電池だとそうはならないので、単純に粗悪品電池は2本直列で使うことに弱いのか、それともこのライトの基盤の制御が悪影響を与えるのかよくわからず。(18650 x 2本仕様のフラッシュライトはこれしか持っていないので比較検証できず)